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性病はセックスで感染するので予防のためにはコンドームを正しく使うことが大切

性病はセックスで感染するもので、パートナーへの挿入時にコンドームを装着しておけば問題ないと認識している人は多いのではないでしょうか。しかし、性病は性交渉だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスなどを含めた全ての性行為で感染する恐れがあります。また、性病の中には、コンドームを装着しただけでは完全に予防できないものも少なくありません。

日本において、最も多い性病が性器クラミジアです。性器クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという病原体に感染することで発症する病気ですが、この病原体は性器だけでなく喉にも感染します。そのため、オーラルセックスによって、性器から喉へ、喉から性器へ感染する恐れがあります。性器クラミジアは、自覚症状が現れにくい性病のひとつなので、症状がないからと言って安心することはできません。

また、近年日本国内で急増している梅毒は、梅毒トレポネーマが原因で発症する性病です。梅毒は、全身に発疹などの皮膚症状が生じるのが特徴で、体液や皮膚症状が生じている部位には多くの梅毒トレポネーマが存在します。梅毒トレポネーマは非常に感染力が強く、皮膚や粘膜に傷がある状態で、梅毒トレポネーマが存在する体液や皮膚に触れてしまうと、傷口から感染する恐れがあります。そのため、梅毒はセックスだけでなく、オーラルセックスやキスでも感染する可能性があり、コンドームで完全に予防することはできない性病のひとつです。

さらに、単純ヘルペスウイルスが原因で発症する性器ヘルペスは、性器周辺に水ぶくれが発生するのが特徴の性病です。単純ヘルペスウイルスは、精液や膣分泌液などの体液にも存在しますが、特に水ぶくれの中に多く存在します。そのため、水ぶくれに触れてしまうだけで感染する恐れがあり、梅毒同様にコンドームの装着だけでは完全に予防できません。また、性器ヘルペスは口唇ヘルペスから感染することもあるため、オーラルセックスによっても感染する可能性があります。ただし、ヘルペスは、症状が現れていないときは感染する確率が非常に低いため、性行為の前に水ぶくれなどがないか確認することで感染確率を下げることは可能です。

このように、性病はセックス以外の性行為でも感染する恐れがあるとともに、コンドームを装着しただけでは完全に予防できないものも存在します。しかし、性行為をするに当たって、コンドームの装着以上に効果的で現実的な感染予防の方法は存在しません。そのため、性行為をする際は、初めから終わりまでコンドームを装着することで、感染確率を下げることが重要です。ただし、コンドームは正しく装着しなければ、破損などの原因となり予防効果を発揮しなくなるため、もう一度正しい装着方法について確認しておきましょう。